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過去のこと5

これも過去のこと。

夕方、広場で焼き芋をしてたときだ。
音で迷惑をかける鍛冶屋は、地域に貢献することとの師匠からのお達し。
以前からちょくちょくやってたことだな。
ま、もちろんただ掃除するだけじゃ面白くないから、いつも芋を焼く。

で、あの日も同じだ。
煙に気をつけて落ち葉をくべてると、盲目らしき男が来た。
顔が青かったのは元から+人混みに揉まれたらしい。
確かにあの時間帯の商店街はこむ。

話をしていると、彼――ザザ兄さんは魔法で地面に「印」を落としていたらしい。
銀色の粉が、道しるべになるんだとか。

便利だ。


兄さん、背が高いんだから鍛えればいいと思う。
それこそ、鍛えれば人1人軽く持ち上げるパワーが手に入りそうだ。
しかし水泳で沈んでるようじゃあ、先は長いかもなぁ。

芋はなかなか上手く焼けた。
兄さんにも半分あげたが、喜んでくれたみたいだ。
ただ、熱いまま渡してしまったのはミスだ。
やっぱり鍛冶をやると、熱に耐えられるようになるらしい。
今度はもっと冷ましてから渡そう。
……フーフー以外で。

ザザ兄さんは旅する鍵盤ハーモニカ吹きらしい。
今度会ったら、一曲聴いてみたい。






ちょこっと話した、師匠が魔法無しの素手で加熱した鉄を持てるってのは本当の話。
と言っても、赤く加熱された部分を持つわけじゃない。
1m位の鉄の棒の先に、鋼をくっつけて作業をする。
この棒を「てこ棒」と言うけど、それでも熱いものは熱い。
何せ先端は1000℃に達することもある。てこ棒も、相当な熱さになる。
今の俺がやれば、大火傷間違い無しだろう。
焼き芋持てるくらいで喜んでるようじゃあ、まだまだなんだろうな。
精進あるのみ。

・出会い
ザザ
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